自分に合うファンデーションの選び方とは?タイプ別使い方のコツ
ルースファンデーションの効果的な使い方とは?
ミネラルファンデーションは肌にいいのか?
24時間ファンデーションは落とさなくても大丈夫?
このようなファンデーションに関する数々の疑問にお答えします。
この記事の目次
ファンデーションの役割とは?
基本的な化粧の流れは、洗顔後、化粧水、乳液をつけたら、化粧下地を塗り、ファンデーションで仕上げます。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使用する場合は、その後にフェイスパウダーをつけて仕上げます。
ファンデーションは、土台とか基礎と言った意味があります。
メイクする上でも、土台作りは大切です。
メイクが決まるか決まらないかは、ファンデーションにかかっていると言っても過言ではありません。
ファンデーションには、様々な種類がありますので、どれを選んでいいのか、迷うことも多いと思います。
まずは、ファンデーションのタイプ別に、特徴と効果的な使い方をご紹介します。
パウダータイプのファンデーション
パウダーを押し固めた、固形タイプのファンデーションのことです。
オイリー肌、ノーマル肌の人に向いています。
メリット
比較的、肌に対する負担が軽く、肌に優しいタイプと言えます。
汗や皮脂などをある程度吸収してくれるので、化粧崩れしにくいのが特徴です。
オイリー肌の場合、顔のテカリを抑えてくれます。
デメリット
汗や皮脂などを吸収するため、乾燥しやすいです。
また、乾燥すると粉を吹いたような印象になります。
使い方のポイント
肌が乾燥したり、粉っぽくなる場合は、しっかり保湿してからファンデーションを塗りましょう。
特に冬は、保湿クリームを薄く塗ってから化粧下地やファンデーションを付けると、乾燥を防ぐことができます。
リキッドタイプのファンデーション
液体状のファンデーションのことです。
ドライ肌、ノーマル肌の人に向いています。
メリット
フィット感があり、カバー力があります。
しっとりした女性らしい印象を与えます。
艶っぽいメイクに仕上がるので、大人の女性にお勧めです。
デメリット
油分が多く、他のタイプより肌に対する負担は大きくなります。
汗をかくと化粧崩れしやすい反面、浸透力があるため、メイク落としの際、成分が残りやすいです。
使い方のポイント
あぶらとり紙やティッシュなどで顔全体を軽くおさえて、汗や余分な皮脂をふき取ってからファンデーションを塗ると、きれいに仕上がります。
また、仕上げにフェイスパウダーをつける必要があります。
メイク落としの際は、しっかりクレンジングして、ファンデーションの成分が残らないように気を付けましょう。
クリームタイプのファンデーション
クリーム状のファンデーションのことです。
ドライ肌、ノーマル肌の人に向いています。
メリット
保湿力が高く、カバー力も高いです。
薄く塗ることで自然な仕上がりになりますが、しっかりメイクしたい時にもお勧めです。
一年を通して使用しやすいファンデーションなので、使い切れずに残る心配もなく経済的と言えます。
デメリット
厚塗りになりやすいので、注意が必要です。
パウダータイプよりは肌に対する負担が大きくなります。
リキッドタイプ同様に、肌に密着してファンデーションの成分が肌に残りやすいので、しっかりクレンジングする必要があります。
使い方のポイント
リキッドファンデーションと同様に、仕上げにフェイスパウダーをつける必要があります。
ファンデーションを直接顔に付けずに、一度、手の甲に取ってから指で顔に付けると、薄付きでナチュラルな仕上がりとなります。
また、スポンジを使うと指筋がついたりムラにならずに、綺麗に塗ることができます。
ルースタイプのファンデーション
パウダー状のファンデーションのことです。
オールタイプの肌質に合います。
メリット
肌に対する負担が最も軽いファンデーションです。
フェイスパウダーのような薄い付け心地で、肌に透明感を与えます。
自然な仕上がりになり、ナチュラルメイクに向いています。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションの仕上げに使うこともできます。
デメリット
薄付きなので、カバー力は劣ります。
また、落ちやすいため、長時間キープするのは難しく、付け直しが必要です。
使い方のポイント
使い勝手が良いため、ひとつ持っているとデイリーユースに活躍します。
近所に買い物に行くときなどさっとひと塗りすると、多少の紫外線防止や、風などの外部の刺激から肌を守る役割を果たしてくれます。
フェイスパウダーと同じような使い方ができます。
フェイスパウダーとは?
フェイスパウダーには、次の2タイプがあります。
- ルースタイプ・・・粉状で、おしろいのようなものです。
- プレストタイプ・・・粉を押し固めた状態のもので、ルースタイプよりカバー力があります。
ベースメイク(化粧下地)や、リキッドタイプ、クリームタイプのファンデーションの仕上げに使います。
化粧崩れを防いだり、肌に透明感を出すなどの役割があります。
小さいものであれば、携帯して化粧直しにも使えます。
特徴のあるファンデーション
ミネラルファンデーション
ミネラルファンデーションとは、肌に刺激があると言われる合成界面活性剤、シリコン、油剤を使用していないファンデーションのことで、一般のファンデーションより低刺激となります。
元々、アメリカのドクターにより手術後の肌や火傷の跡を隠すために開発されたものです。
ミネラルファンデーションの主成分は、天然ミネラルで酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、マイカなどです。
肌に優しいと言われるミネラルファンデーションですが、人によっては肌に合わない場合もあります。
BBクリーム、CCクリーム
化粧下地としても使えるファンデーションです。
BBクリームは元々医療用のものでしたが、CCクリームは化粧品会社がメイクの為に開発したファンデーションです。
BBクリーム、CCクリーム共に、美容クリーム、化粧下地、コンシーラー、日焼け止め、ファンデーションなどの様々な機能を兼ね備えたオールインワンタイプのファンデーションが主流となっています。
このように複数の機能を持つファンデーションは時短メイクに向いており、 忙しい主婦や、朝時間のない働く女性の心強い味方となって人気があります。
付けたまま眠れるファンデーション
24時間つけたまま眠れるファンデーションと言われる製品もありますが、もちろん就寝前には化粧を落とす必要があります。
これは、つけたまま寝ても問題ないほど肌に優しいファンデーションであることを強調するためのキャッチコピーです。
ただし、たとえファンデーションが安全でも、 洗顔しないと古い角質などが肌に残ってしまいますし、肌には空気中のほこりや雑菌なども付着していますので、朝晩の1日2回は洗顔が必要です。
ファンデーションを選ぶポイント
色味をチェックする
ファンデーションの色味を確認する際は、必ず顔に直接付けて確認しましょう。
一般的にフェイスラインの肌色で確認すると、首から下との色のバランスがとれて、顔が浮く心配がありません。
パウダータイプまたはルースタイプのファンデーションは、 実際の肌の色よりワントーン明るめの色にすると綺麗に仕上がります。
リキッドタイプまたはクリームタイプのファンデーションでは、実際の肌より明るい色を選ぶと顔が白っぽく浮いてしまいますので、肌に近い色またはワントーン濃い色を選び、仕上げにつけるフェイスパウダーはワントーン明るい色にすると綺麗に仕上がります。
顔の肌色と首の肌色の差が大きい人の場合、ファンデーションの色を更に明るくしてしまうと、首から下とのバランスが悪くなり、顔が白く浮いてしまうことがあります。
特に色白の人は、出来るだけ顔の肌色に近い色のファンデーションを選ぶといいでしょう。
また、赤みやくすみが気になる場合は、ファンデーションを塗る前にコントロールカラーを塗って色味を調整することをお勧めします。
ファンデーションだけで色味を隠そうとすると、厚化粧になってしまいます。
コントロールカラーをうまく活用して、ファンデーションは薄く塗った方が透明感のある若々しい肌に仕上がります。
コントロールカラーについては、こちらで詳しくお伝えしています。
目的に合わせて選ぶ
ファンデーションと言っても、保湿成分を多く含んでいるものや美白成分を含んでいるもの、UVケアの効果があるものなど、それぞれ特徴があります。
特にリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは、様々な美容成分を含んだ製品があります。
それぞれの製品の特徴を比較して、自分の目的に合ったファンデーションを選ぶようにしましょう。
また、美容液や日焼け止めクリーム、またはこれらの成分を含む化粧下地などで必要な成分を補ってから、仕上げにファンデーションをさらっと塗る方法もあります。
この場合、パウダータイプまたはルースタイプのファンデーションがお勧めです。
ルースタイプのファンデーションまたはフェイスパウダーを仕上げに使用すると、より素顔に近いメイクに仕上がります。
このように、ファンデーションを購入する際は、今持っている化粧品を活用するのかどうかを考慮する必要があります。
また、ファンデーションに合わせて化粧下地やフェイスパウダーなどを揃える必要もあります。
肌に合っているか試す
ファンデーションに限らず、化粧品は肌質によって合う合わないがあります。
肌に優しいミネラルファンデーションであっても、人によっては肌に合わない場合もあります。
ファンデーションを購入する際は、できれば試供品を活用して肌に合うかどうか一週間くらい試してから購入すると間違いありません。
もし、肌に刺激を感じたり、痒みや痛みなどを感じた場合は、すぐに使用をやめましょう。
◆まとめ
ファンデーションの種類はたくさんありますが、選ぶのもまた楽しみのひとつではないでしょうか。
自分にぴったり合うファンデーションがみつかると、毎日が楽しくなりますよね。
迷ってしまって決められない場合は、美容部員の方に相談するといいと思います。
あなたにとって、ベストのファンデーションがみつかりますように!!
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