美肌効果の高いおから

安くて美肌効果も高い!おからの魅力と食べ方

ダイエットに効果があることで注目されているおから。
実はおからは栄養満点で、美肌効果も高いんです。
しかも、面倒な調理をしなくても、簡単においしく摂取する食べ方があります。
そんなおからの魅力を、たっぷりとご紹介します。

スポンサードリンク

おからとは、絞りカスのこと

おからの原料の大豆と豆乳

おからは豆腐などの大豆製品を作る過程で残る素材です。
すりつぶした大豆を加熱して絞ったものが豆乳となり、その絞り汁ににがりを加えると豆腐になりす。
残ったカスがおからです。

実は、おからとは絞りカスという意味なのです。
茶殻の「から」と一緒で、 カスを意味する「から」に、丁寧語の「お」をつけたのが「おから」です。

しかし、あまり良い意味ではないので、 別の言葉に言い換えられることも多く、 地方によって様々な呼び方があります。
例えば、主に関東地方では、おからが白いことから卯の花と言います。
東北地方や関西地方では、おからが包丁で切らなくても食べられることから、きらずと言ったりします。

おからの歴史

美肌効果の高いおから

おからは、大豆から豆乳を絞ったあとの残りカスであることから、非常に安価で、捨てられることも多く、 昔から豆腐屋が無料で配ることも多かったようです。

おからは、元々庶民の食品でしたが、徐々に一般家庭の食卓に上る機会も少なくなり、おからの一部が家畜用の飼料として使われる以外は、ほとんどが廃棄されていました。

豆腐などの加工品が作られる際、原料である大豆(乾燥した状態)の使用料に対して、1.35倍ものおからが生じるとのことです。
生のおからは腐りやすいため、 食品として流通しにくいと言う事情もあります。

おからは、大規模事業者から排出される場合、産業廃棄物として扱われ、小規模事業者から排出される場合は、一般廃棄物扱いになります。
栄養価の高いおからが大量に廃棄されていたなんて、もったいないですね。

おからの有効利用

おからの有効利用

しかし、近年になって、おからの有効利用について様々な研究が試みられるようになりました。
食品リサイクル法で、食品廃棄物の量を減らし、有効活用をしようという社会の流れもあって、おからの再利用が進んでいるようです。

2011年に、日本豆腐協会から発表された資料によると、おからの利用形態は以下の通りです。

  • 飼料用 65%
  • 肥料用 25%
  • その他 10%

このように、大半は資料や肥料として使用されています。
その他のうち、大半は廃棄処分されており、食用として流通されているおからは、たったの1パーセント以下になります。

しかし、おからの栄養価が高いことから、食品としても見直されつつあります。
現在は、生のおから以外に、腐りにくい乾燥させたおからも販売されています。

また、おからそのものを発生させない方法で作られている豆乳も、店頭に並ぶようになりました。
しかし、この製法で作られた豆乳は、JASの規格から外れるため、豆乳という言葉が使えないので、大豆飲料などと呼ばれています。

おからの豊富な栄養と効能

高い美肌効果

美容効果の高いおから料理を食べる女性

おからは、ダイエット食品として有名ですが、実は美肌にも高い効果を発揮します。

おからには女性にやさしい大豆イソフラボンが含まれており、美肌効果があります。
イソフラボンは、肌につけることでシミの原因であるメラニン色素の沈着を防ぐ効果もあるため、化粧品にも使われている成分です。
イソフラボンの働きで、女性ホルモンが活発になるため、バストアップ効果もあると言われます。

そして、おからには、大豆オリゴ糖をはじめとする腸内環境を整える様々な栄養が豊富に含まれているため、便秘を解消し、体内の毒素を排出して腸をきれいにし、その結果、肌をきれいにしてくれます。

おからは糖分が少なく、血糖値の上昇を緩やかにする働きもあるため、糖分の摂りすぎによる糖化という肌老化を防ぐ効果もあり、シミ解消や美白効果も期待できます。
他にも、ビタミン B1、B2、ビタミンEやミネラルも豊富で、肌を若々しく保つ効果もあります。
特に、抗酸化力が強く、若さを保つ働きがあるビタミンEは、豆腐よりも多く含まれています。

このように、おからには美肌効果の高い成分が豊富に含まれていますので、是非毎日の食卓に取り入れてみてください。

ダイエット効果

おからダイエットする女性

おからは栄養価が高い上に、低糖質、低カロリーで、少量でも満腹感を得られるという優れものです。

おからは食物繊維が豊富でゴボウの2倍と言われます。
これは大豆の食物繊維がぎっしり詰まっているからです。

おからの食物繊維はセルロースと言われ水に溶けにくい性質を持っており、腸の中で水分を吸収して量が増えます。
その為、少量でも満腹感を得られやすく、腹持ちも良いので食べ過ぎを防いでくれます。
更に、食物繊維は脳の働きを活発にするので、デトックス効果があり、体内の老廃物を排出してくれます 。

また、大豆に含まれるタンパク質は基礎代謝をアップし、痩せやすい体を作ります。
そして、大豆に含まれるサポニンは便秘を解消し、レシチンは脂肪を分解してくれます。

このように、栄養価が高くて太りにくいおからは、ダイエットに最適な食材と言えます。

更年期障害の緩和

おからの安眠効果でぐっすり眠る女性

女性は、加齢に伴い女性ホルモンが減少するため、人によって様々な体調不良が発症するようになります。
これが更年期障害です。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするため、更年期障害を緩和し、乳がんにも効果があると言われます。また、イソフラボンはイライラなどの精神不安定を解消し、安眠効果も得られます。

おからは、カルシウムが豊富で、豆乳の5倍以上含まれています。
同時に、カルシウムの吸収を助けるリジンというアミノ酸も含まれており、骨や歯を丈夫にし、骨粗鬆症を予防する効果もあります。

健康促進

おからで健康的な女性

おからに含まれるタンパク質は、筋力を向上させる働きがあります。
また、 おからに含まれる大豆サポニンやレシチンには、血液中のコレステロールや中性脂肪を分解して代謝を促進してくれる働きがあり、脂肪肝や肝硬変の予防や改善に効果があると言われます。
また、血栓を溶かして血液をサラサラにし、動脈硬化を防いだり高血圧の予防にも効果があります。

おからに含まれるレシチンには、記憶力を高める働きがあり、認知症を予防する効果も期待できます。
また豊富に含まれる食物繊維は、腸内環境を整えてくれるので、便秘を解消し、大腸がんを予防する効果があります。

このように、おからは生活習慣病の予防や改善にも役立ちます。
また、栄養価が高いため、妊婦さんにもお勧めです。

学習能力の向上

おからの栄養で集中力を発揮する女性

おからに含まれるレシチンには、記憶力を向上させてくれる働きがあります。
記憶に関連する脳内物質を作り出すコリンという物質があり、レシチンはコリンの元となる物質です。
そのため、レシチンを摂取すると、記憶力や集中力が高まり、学習能力を高める効果が期待できます。

おからの食べ方

生おからを乾燥する方法

乾燥おから

市販のおからには、水分を含んだままの生おからと、乾燥させたおからがあります。

生おからは腐りやすいので、購入したらその日のうちに調理した方が良いです。
すぐに調理しない場合や残った分は、小分けにして冷凍すると便利です。
そして、冷凍おからを使うときは、使う分だけ解凍して調理しましょう。

または、生おからに火を通して乾燥させると日持ちします。
生おからをレンジで乾燥させる手順は、下記の通りです。

  1. 生おから150グラム程度を、皿に広げてラップなしでレンジに入れます。
  2. レンジに入れて3~5分たったら、レンジから出して軽くかき混ぜて水分を飛ばします。
  3. 生おからが完全に乾燥するまで、②を繰り返します。

レンジに入れる時間は、合計10~15分くらいで乾燥すると思います。
生おからの量が多いと、乾燥するのに時間がかかります。

または、フライパンで乾燥させる方法もあります。
フライパンにクッキングシートを敷いて、弱火~中火で乾煎りします。
量にもよりますが、30分くらいかかります。
パン粉のようにパラパラになれば完成です。

この手間が面倒であれば、最初から乾燥おからを購入しましょう。

おからの保存方法と消費期限

おからの密封容器

生おからがそのまま食べられるのは、 購入した当日のみです。

生おからを冷凍した場合は 2ヶ月以内に食べきりましょう。
生おからをフライパンやレンジで乾燥させた場合は、密封容器に乾燥剤と一緒に入れて、冷暗所に保存します。
環境にもよりますが、1か月以内には食べきるようにしましょう。

乾燥おからを購入した場合は、同様に、乾燥剤と一緒に密封容器に入れて冷暗所に保存します。
環境によっては、半年ぐらい持つようです。

以上が目安となります。
商品によっても異なりますので、 購入する際は、必ず保存方法や消費期限を確認してください。

おからの簡単な食べ方

おから入りカフェラテ

おからの簡単な食べ方をご紹介します。

  • ヨーグルトに入れる。
  • お味噌汁に入れる。
  • カフェラテに入れる。
  • 蕎麦汁に入れる。
  • ご飯に振りかける。

つまり、そのまま食べられるので、どんな食べ方でもOKです。
匂いや癖がないので、どんな味にも合います。
自分の好きな食べ物に振りかけて、楽しく食べてください。
ただし、冷凍おからを使用する場合は、一度レンジやフライパンで熱を通してから使用しましょう。

また、乾燥おからは水分や油分を吸収しやすいので、水や牛乳で戻した方が良い場合もあります。
例えば、次にあげるような調理に使う場合です。

  • サラダに混ぜる
  • 炒め物に加える

サラダにおからを混ぜると、マヨネーズやドレッシングを吸収するので、カロリーが高くなる可能性があります。
おからを水や牛乳で戻してから使うと、マヨネーズやドレッシングが少量ですみます。

また、おからを炒め物に加えると、油を吸収して、油が通常よりも多く必要になります。
ですから、この場合も先におからを水や牛乳に浸してから加えると、油の摂り過ぎを防ぐことができます。

おからを食べるときの注意点

おからを使ったサラダ

おからは、大さじ3杯(約30グラム)で1日に必要な食物繊維を摂取できます。
いくら体に良いと言っても、おからの食べ過ぎには注意しましょう。

食事におからを取り入れる場合は、その分ご飯の量を減らすなどして調整してください。
いつもと同じ量の食事におからをプラスするだけでは、太る可能性があります。
特にダイエット中の場合は、食べ過ぎに注意が必要です。
単純に、おからを食べれば痩せるわけではありませんので、気を付けましょう。

食事の基本はバランスですので、様々な食材をバランス良く食べるようにしましょう。
そこに、おからを摂り入れることで、よりヘルシーな食事になるでしょう。

<まとめ>

おからは、安くても栄養効果満点で、美容効果も期待できます。
ただし、生のおからは腐りやすいので、すぐに調理する必要があります。
乾燥させれば腐りにくくなり、ある程度保存がききます。

また、食事の基本はバランスですので、バランスの摂れた食事が原則です。
そこに、おからを摂り入れることで、よりヘルシーな食事になります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*