ハトムギ(ヨクイニン)

【ハトムギ(ヨクイニン)】美肌効果6選!ハトムギに含まれる美肌成分とは?

ハトムギは、食料や飲料として販売されている他、薬、化粧品、サプリメントなどにも使用されています。
ハトムギを主成分とするサプリメントはヨクイニン錠と呼ばれ、大変人気があります。
実際ハトムギ(ヨクイニン)には、どんな成分が含まれていて、どんな効果があるのでしょうか?
そこで、ハトムギの成分を徹底検証してみました。
その結果から、期待できる美肌効果6選をご紹介します。

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ハトムギ(ヨクイニン)とは?

ハトムギご飯

ハトムギはイネ科の植物です。
漢方では、ハトムギの皮を剥いた種子をヨクイニンと呼び、古くから生薬として利用してきました。
中国では、ヨクイニンは昔から不老長寿に効果があるとされ、高く格付けされていました。
美容にも効果があることから、世界三大美女の一人である楊貴妃も愛用していたと言われています。

日本では、ハトムギ(ヨクイニン)は昔からイボを取る薬として有名ですが、現在はハトムギの優れた特性を活かして、下記の通り様々な用途で使用されています。

①サプリメント

よく耳にするヨクイニン錠とは、ハトムギを主成分とするサプリメントで、薬局などで購入できます。
ヨクイニン錠はイボ取り、にきび、アトピーなどに効果があると言われています。

②化粧水

ハトムギから抽出したハトムギエキスは保湿効果や消炎効果があると言われており、化粧品などに配合されています。

③食料、飲料

ハトムギと言えばハトムギ茶が有名ですが、 食材としての需要も年々高まっているようです。
ハトムギは、もちもちとした食感が特徴で、お米と一緒に炊いたり、スープに入れても美味しく頂けます。


ハトムギの栄養成分比較表

はと麦ご飯

では、実際ハトムギには、どのような成分が含まれているのでしょうか?

ハトムギ100gに含まれる営養素について、調べてみました。
他の穀物100gに含まれる栄養成分と比較しています。

※各栄養素の含有率が、最も高い数値の背景をにしています。
※トコフェロールとは、ビタミンEのことです。


成分 ハトムギ 大麦(押麦) 玄米 白米 もち米 発芽玄米
エネルギー (kcal) 360 340 353 358 359 356
たんぱく質 (g) 13.3 6.2 6.8 6.1 6.4 6.5
脂質 (g) 1.3 1.3 2.7 0.9 1.2 3.3
炭水化物 (g) 72.2 77.8 74.3 77.6 77.2 74.3
水溶性食物繊維 (g) 0 6.0 0.7 0.5
不溶性食物繊維 (g) 0.6 3.6 2.3 0.5 0.5 2.6
ミネラル類 ハトムギ 大麦(押麦) 玄米 白米 もち米 発芽玄米
ナトリウム (mg) 1 2 1 1 3
カリウム (mg) 85 170 230 89 97 160
カルシウム (mg) 6 17 9 5 5 13
マグネシウム (mg) 12 25 110 23 33 120
リン (mg) 20 110 290 95 100 280
鉄 (mg) 0.4 1.0 2.1 0.8 0.2 1.0
亜鉛 (mg) 0.4 1.2 1.8 1.4 1.5 1.9
ビタミン類 ハトムギ 大麦(押麦) 玄米 白米 もち米 発芽玄米
トコフェロール (mg) 0 0.1 1.2 0.1 0.2 1.2
ビタミンB1 (μg) 0.02 0.06 0.41 0.08 0.12 0.35
ビタミンB2 (μg) 0.05 0.04 0.04 0.02 0.02 0.02
ナイアシン (μg) 0.5 1.6 6.3 1.2 1.6 4.9
ビタミンB6 (mg) 0.07 0.14 0.45 0.12 0.12 0.34
葉酸 (μg) 16 9 37 12 12 18

参考:食品成分データベース

この表を見てみると、ハトムギの成分は、白米と似ています。
大麦や玄米に比べると、ほとんどの栄養成分は低くなっています。

しかし、ひとつだけ注目するべき点があります。
それは、たんぱく質です。
ハトムギは他の穀物に比べて、たんぱく質が約2倍含まれています。
実は、このたんぱく質の量は、スーパーフードと言われる穀物、アマランサスやキヌアとほぼ同じ量になります。

たんぱく質は、筋肉や臓器、皮膚など、体を構成する主成分です。
つまり、美しい肌を作るためにも、たんぱく質は重要な成分です。

そして、そのたんぱく質を構成しているのが、アミノ酸です。
そこで、今度はアミノ酸の成分を比較してみました。


アミノ酸の成分比較表

必須アミノ酸 (mg) ハトムギ 大麦(押麦) 玄米 白米 もち米 発芽玄米
イソロイシン 530 230 270 240 270 250
ロイシン 1900 460 560 500 540 510
リシン 220 220 270 220 230 240
メチオニン 350 110 160 150 160 160
フェニルアラニン 710 340 360 320 350 330
トレオニン 370 230 250 220 230 230
トリプトファン 70 90 100 84 92 93
バリン 730 320 410 350 390 370
ヒスチジン 300 150 190 160 170 180
非必須アミノ酸 (mg) ハトムギ 大麦(押麦) 玄米 白米 もち米 発芽玄米
システイン 240 170 160 140 150 160
チロシン 500 200 310 230 310 280
アルギニン 500 280 590 500 560 540
アラニン 1400 240 390 340 360 350
アスパラギン酸 860 360 660 570 610 580
グルタミン酸 3400 1600 1200 1100 1200 1100
グリシン 310 250 330 280 300 300
プロリン 1300 750 320 290 300 310
セリン 590 270 340 310 330 320
合計 (mg) 14000 6200 6800 6000 6500 6300

参考:食品成分データベース

現在、人のたんぱく質を構成するアミノ酸として認可されているものは、全部で20種類です。
そのうち、体内で作ることができず、食べ物から摂取する必要があるアミノ酸を、必須アミノ酸と言います。
必須アミノ酸は、全部で9種類あります。

この中で、美肌効果と特に関係が深い成分は、システイン、アスパラギン、セリン、プロリンなどです。
表を見ると、ハトムギはこの4つのアミノ酸がすべて豊富であることがわかります。
これらのアミノ酸の役割は、次の通りです。

システイン

メラニン色素の産生を抑制する働きがあり、シミができるのを抑制します。

アスパラギン

アスパラギン酸から合成され、新陳代謝を活性化する働きがあるため、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)を活発にし、シミの予防やニキビを改善する働きをします。

セリン

生体膜の材料になるリン脂質などの材料となり、肌の潤いを保つ働きをします。

プロリン

コラーゲンの主要成分で、肌にハリやツヤを与える働きをします。


ハトムギ(ヨクイニン)の効果とは?

ハトムギ化粧水の効果を見る女性

ハトムギの栄養成分比較表から、ハトムギは美肌効果の高いアミノ酸が豊であることがわかりました。
そこで、ハトムギを摂取することで期待できる美肌効果について、まとめてみました。
※サプリメント、化粧水、食料・飲料のどれでも同様の効果を得られると考えられます。


①イボ

ハトムギと言えば、昔からイボに効果があることで知られています。
イボができた場合、病院でもヨクイニン錠が処方されます。

免疫力が低下すると、体の中に細菌が侵入するのを防ぐ力が弱くなり、イボが出来ると言われます。
ハトムギに含まれている豊富なアミノ酸は、免疫力を高める働きがあることから、イボが小さくなる効果が期待できます。


②ニキビ

ニキビもイボと同様に、免疫力が低下することで出来やすくなります。
ハトムギを摂取することで免疫力が高まり、ニキビができにくくなる効果が期待できます。
ハトムギには、肌のターンオーバーを活性化する働きもあるため、ニキビを改善する効果も期待できます。

また、肌が乾燥すると、肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されるため、ニキビができやすくなります。
ハトムギ化粧水を使用して、ニキビを予防すると良いでしょう。


③乾燥肌、しわ

乾燥は、美肌の大敵です。
肌が乾燥すると、しわができやすくなります。
ハトムギに含まれるアミノ酸には、保湿力を高める効果があります。

また、肌が乾燥すると、肌を守る皮膚のバリア機能が低下して、肌荒れしやすくなります。
ハトムギには、保湿効果に加えて肌の新陳代謝を促進する働きがあるため、肌荒れを防ぎ、美しい肌を維持する効果が期待できます。


④しみ

肌のターンオーバーが正常に機能すると、しみの元であるメラニン色素を体外に排出する機能が高まります。
しかし、睡眠不足や体調不良などでターンオーバーが乱れると、メラニン色素が沈着してしみが出来やすくなります。

ハトムギに含まれるシステインは、メラニン色素の産生を抑制する働きがあるため、シミができるのを防ぐ働きがあります。
また、豊富なアミノ酸は、肌のターンオーバーを活発にし、シミができにくくなる効果が期待できます。


⑤くすみ

肌の血行が悪くなったり、ストレスや睡眠不足で新陳代謝が悪くなると、顔色が悪くなります。
これが、顔がくすんでしまうという現象です。
顔がくすむと、元気がなくて老けた印象を与えてしまいます。

ハトムギには、血行を良くして新陳代謝を助ける働きがあるため、肌のくすみを取りのぞき、 明るく透明感のある肌を作る効果が期待できます。


⑥エイジングケア

年齢を重ねると肌のターンオーバーが正常に機能しなくなり、肌の生まれ変わりが滞って美しい肌を保つのが難しくなります。
その結果、しみが出来やすくなったりシワやたるみが発生します。
ハトムギは肌のターンオーバーを促進する働きがあるため、しみができるのを防ぎ、肌を美しく保つ効果が期待できます。

肌のターンオーバーが乱れると肌が乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると、しわができやすくなりますので、ハトムギ化粧水で保湿すると良いでしょう。
ハトムギにはコラーゲンの生成を促進する働きもあるため、肌にハリや弾力を与えて若々しい肌を維持する効果も期待できます。


ハトムギ(ヨクイニン)の注意点

上記のような美肌効果は、すぐに結果が出るわけではなく、日常的にヨクイニンのサプリメントやハトムギ茶を飲んだり、ハトムギエキス入りの化粧水を使用することで、次第に効果が表れてくると考えられます。
また、効果には個人差がありますので、誰もが効果を実感できるわけではありません。

また、ハトムギ(ヨクイニン)には、ほとんど副作用はありませんが、イネ科のアレルギーのある方と妊婦さんは、ハトムギ(ヨクイニン)の摂取を控えた方がいいと言われていますので、注意が必要です。

また、イボやニキビ、アトピー性皮膚炎などがひどい場合は、まず病院で相談することをお勧めします。
ちなみに、病院でヨクイニンが処方される場合は、保険が適用されることもあるようです。


◆まとめ

はとむぎ、玄米、月見草・・・。
これは、ある清涼飲料水のCMです。
このCMにあるように、日本コカ・コーラが販売している「爽健美茶」にもハトムギが入っています。
また、シャンソン化粧品が販売している「十六茶」にもハトムギが入っています。
定期的に飲むことで、ハトムギの効果を徐々に感じられるようになるでしょう。

尚、ハトムギ(ヨクイニン)の美肌効果は、科学的に証明されているわけではありません。
この記事は個人的な見解を記載したものです。

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