【美肌になれる食べ物】春が旬の果物と野菜で美しく若々しい肌に!
春は寒さも和らいで、ショッピングやお花見など外出する機会も増えるのではないでしょうか。しかし、まだまだ寒さも残る3~4月にかけては風が強い日も多く、意外と肌が荒れやすい季節でもあります。更に5月頃からは紫外線が強くなって、肌にとって厳しい季節の始まりとなります。
このように季節の移り変わり目である春は、肌にとって試練の季節でもあります。
しっかり栄養のある食べ物を摂取して、肌を内側から守りましょう!
この記事の目次
春が旬の果物
いちご
いちごの旬は冬ですが、出荷量が最も多いのはハウス栽培のいちごが出回る12~2月頃になります。
いちごはビタミンCが豊富です。ビタミンCは美肌効果抜群で、コラーゲン生成を促進してシワやたるみを予防したり、肌荒れの予防・改善や、美白効果もあります。
春に肌が乾燥したり荒れやすい人は、是非いちごを食べることをおすすめします。
いちごにはポリフェノールの一種、エラグ酸が含まれています。エラグ酸は、メラニン色素の生成を抑制する働きがあり、シミを防ぐ効果があります。更に、いちごの色素成分アントシアニンには、老化の原因となる活性酸素を抑制して、老化を抑制する効果があります。
このように、いちごは美白効果や美肌効果が高く、アンチエイジングにもおすすめの果物です。いちごを食べて、紫外線が強くなる季節に備えましょう。
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夏みかん
夏みかんが最も多く出回るのは夏ではなく、4~5月頃になります。
夏みかんも、いちごには及びませんがビタミンCが豊富です。いちごの項で記したとおり、ビタミンCはシミやシワに効果があり、アンチエイジング効果や美白効果が期待できます。
また、夏みかんにはクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸には乳酸を分解しエネルギーに変える働きがあるため、疲労の蓄積を抑え、疲労を回復させる効果があります。
夏みかんは、みかんに比べるとβカロテンの量は劣りますが、ビタミンCは若干多く、クエン酸に至ってはみかんの2倍も含まれています。鏡を見て顔が疲れてるなと感じたら、夏みかんを食べてはいかがでしょうか。
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グレープフルーツ
グレープフルーツの旬は4~5月頃になります。
グレープフルーツも夏みかん同様にビタミンCやクエン酸が豊富で、アンチエイジング効果や美白効果、疲労回復効果があります。特にルビー品種などの赤味が強いグレープフルーツは、赤の色素成分であるリコピンも豊富に含まれているため、アンチエイジング効果が高くなります。
アンチエイジング効果を期待するなら、赤味が強いグレープフルーツがおすすめです。
グレープフルーツはダイエット効果があることでも知られています。グレープフルーツの酸味と苦味が食欲を抑えてくれるため、食前にグレープフルーツを食べるとダイエット効果があると言われています。また、グレープフルーツの香り成分ヌートカトンや苦み成分ナリンギンは、脳の交感神経を刺激して、血流を良くしたり脂肪を燃焼させる効果があります。
ヌートカトンは、ホワイト系のグレープフルーツに多く含まれています。ですから、ダイエット効果を期待するなら、ホワイト系のグレープフルーツがおすすめです。
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キウイ
キウイはほぼ年間を通して手に入りますが、国産は冬から春にかけてが旬です。
キウイは非常に栄養価が高く、食物繊維、各種ビタミンの含有量はどれも果物の中でトップクラスです。更に、カルシウムやカリウム、鉄分などのミネラルも豊富です。ですから、美肌効果はもちろん、健康効果も高いと言えます。
キウイはほぼ年間を通して出回っていますし、比較的日持ちするので、家に常備しておくと良いでしょう。肌の調子が悪いときや、体調がなんとなく優れないときにもキウイはおすすめです。朝食や食後のデザートや間食などで、積極的にキウイを食べることをおすすめします。
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春が旬の野菜
菜の花
菜の花の栄養価は非常に高く、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維等の含有量は野菜の中でもトップクラスです。ビタミンCはレモンより多く、肌の再生を助ける葉酸はほうれん草より多く含んでいます。美肌効果が高いと言われるビタミンA,C,Eのすべてが豊富に含まれているので、高いアンチエイジング効果が期待できます。
このように、菜の花は肌を丈夫にする栄養素がたっぷり含まれていますので、美肌を保つためにもっともおすすめの食べ物のひとつと言えます。春は是非、菜の花を積極的に食べることをおすすめします。少量でいいので、なるべく毎日食べた方がより効果を得られます。
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玉ねぎ
玉ねぎはほぼ一年中手に入りますが、春の新玉ねぎは柔らかくて甘いのが特徴です。
玉ねぎには、腸内環境を改善したり、血流を改善する効果があります。せっかく栄養のある食べ物を食べても、腸内環境が乱れていると栄養を十分吸収することができません。腸内環境が良くなると消化吸収が良くなり、美肌効果をもたらします。更に血流が良くなると肌のターンオーバーも活性化されて、潤いのある若々しい肌へと導きます。
血流が気になる人や顔色がさえない時は、玉ねぎを積極的に食べてはいかがでしょうか。味噌汁に玉ねぎを入れれば、味噌にも腸内環境を改善する効果がありますので、より美肌効果が高まります。
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アスパラガス
アスパラガスは葉酸が豊富で、小松菜より多く、ほうれん草に匹敵する含有量です。葉酸には、細胞分裂を助けて美しい肌や髪を作る働きがあります。葉酸は妊婦さんにとって重要な栄養素なので、特に妊婦さんや若い女性には必要な栄養素です。
また、アスパラガスに含まれるアスパラギン酸には、肌のターンオーバー活性化や、肌を保湿する効果などがあります。ですから、肌の乾燥が気になる人には、アスパラガスがおすすめです。
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にら
にらは、βカロテンが非常に豊富です。βカロテンには、老化を抑制し、肌の健康を維持する働きがあります。また、ビタミンE、葉酸も比較的豊富に含まれています。ビタミンEと葉酸は、しみ、しわを防ぎ、肌を若々しく保つ効果があります。
これらの相乗効果で、にらを食べるとアンチエイジング効果が期待できます。
にらには独特の香りがありますが、この香りには胃腸の働きを助けて食欲を促進させる効果があります。疲れがとれないときや食欲がないときにも、にらはおすすめの食べ物です。
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■まとめ
肌を美しくする効果が期待できる春が旬の野菜と果物をご紹介しました。春は季節の移り変わり目で、気候も変わりやすく、肌の調子も不安定になりやすい季節です。美肌効果の高い野菜や果物をしっかり食べて、肌を守りましょう。
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