あんず(杏子)

【あんず(杏子)】βカロテンがみかんの約10倍!あんずの効果、ジャムとコンポートの作り方

あんず(杏子)は、アプリコットとも呼ばれ、お菓子にも良く使用されています。
実はあんずはβカロテンがみかんの10倍近くで、美肌効果の高い食べ物です。
更に、干しあんずにすると栄養素がぎゅっと凝縮されて、ミネラルやβカロテンは数倍にもなります。
そんなあんずの美肌効果、健康効果をご紹介します。
また、生あんずを使用したジャムとコンポートの作り方もご紹介します。

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あんず(杏子)の主な栄養効果

あんず


美しい肌を作る

あんずは、βカロテンが非常に豊富で、果物の中ではトップクラスの含有量です。
干しあんずは、更にβカロテンが10倍近く増加します。
βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変化します。
ビタミンAは、皮膚の健康維持に大切な栄養素で、皮膚の新陳代謝を高め、肌のターンオーバーを活発にします。
そのため、肌の乾燥や、肌荒れ、ニキビ等の予防、改善効果が期待できます。

また、あんずにはβクリプトキサンチンが豊富に含まれています。
βクリプトキサンチンは皮膚にも多く存在し、ヒアルロン酸のを増やす作用があり、肌に潤いやツヤ、ハリを与える効果があります。
更に、杏子はビタミンEも豊富です。
ビタミンEは若返りビタミンと言われ、肌を若々しく健康に保つ効果があります。
これらのビタミンが互いに作用し合うため、あんずは美肌効果の高いフルーツと言えます。


疲労回復効果

あんずには、酸味成分のリンゴ酸、クエン酸が含まれており、これらの有機成分には疲労を回復する効果があります。
また、
甘み成分であるブドウ糖や果糖は、すぐにエネルギーに変わるため、疲労回復を早める効果があります。
特に、干しあんずは糖分が10倍くらいに増えるので、疲労回復効果が高くなります。
ただし、干しあんずはカロリーも高くなるので、食べ過ぎには注意が必要です。


視力低下、夜盲症を予防する効果

ビタミンAは、視力低下を予防する効果があります。
また、夜間や暗い場所で物が見えにくくなる夜盲症を予防する効果もあります。
パソコンやスマホなどで日常的に目を酷使している人には、特に必要な栄養素です。


貧血を予防、改善する効果

あんずには、鉄分が含まれています。
鉄分は、貧血を予防、改善する効果があります。
鉄分が不足すると、酸素が体に行き渡らなくなり、疲れやすくなったり貧血になったりします。
特に、干しあんずは鉄分をはじめ各種ミネラルが増加するため、貧血にお勧めです。


高血圧を予防する効果

あんずには、血圧を正常に保つ働きをするカリウムが含まれています。
高血圧は、動脈硬化や心臓病などの生活習慣病を引き起こす原因となります。
加工品や濃い味付けが好きな人は、意識的にカリウムを多く摂ることをおすすめします。
特に、カリウムが豊富な干しあんずは高血圧にお勧めです。


あんずの栄養成分比較表

あんず100gに含まれる営養素は、次の通りです。
春~夏が旬のフルーツ100gに含まれる栄養成分と比較しています。

※各栄養素の含有率が最も高い数値の背景をピンクにしています。(干しあんずを除く)
※トコフェロールとは、ビタミンEのことです。


成分 あんず (干しあんず) グレープフルーツ さくらんぼ スイカ 夏みかん びわ メロン
エネルギー (kcal) 36 288 38 60 37 40 40 42
たんぱく質 (g) 1.0 9.2 0.9 1.0 0.6 0.9 0.3 1.0
炭水化物 (g) 8.5 70.4 9.6 15.2 9.5 10.0 10.6 10.4
水溶性食物繊維 (g) 0.6 4.3 0.2 0.1 0.1 0.4 0.4 0.2
不溶性食物繊維 (g) 1.0 5.5 0.4 1.1 0.2 0.8 1.2 0.3
ミネラル類 あんず (干しあんず) グレープフルーツ さくらんぼ スイカ 夏みかん びわ メロン
ナトリウム (mg) 2 15 1 1 1 1 1 6
カリウム (mg) 200 1300 140 210 120 190 160 350
カルシウム (mg) 9 70 15 13 4 16 13 6
マグネシウム (mg) 8 45 9 6 11 10 14 12
鉄 (mg) 0.3 2.3 0.3 0.2 0.2 0.1 0.2
亜鉛 (mg) 0.1 0.9 0.1 0.1 0.1 0.1 0.2 0.2
ビタミン類 あんず (干しあんず) グレープフルーツ さくらんぼ スイカ 夏みかん びわ メロン
βカロテン (μg) 1400 4800 0 81 830 22 510 3600
βクリプトキサンチン (μg) 190 270 0 21 0 120 600 0
βカロテン当量 (μg) 1500 5000 0 98 830 85 810 3600
トコフェロール (mg) 1.7 1.4 0.3 0.5 0.1 0.3 0.1 0.2
ビタミンB1 (μg) 0.02 0 0.07 0.03 0.03 0.08 0.02 0.05
ビタミンB2 (μg) 0.02 0 0.03 0.03 0.02 0.03 0.03 0.02
ビタミン類 あんず (干しあんず) グレープフルーツ さくらんぼ スイカ 夏みかん びわ メロン
ナイアシン (μg) 3.5 0.3 0.2 0.2 0.4 0.2 0.8
ビタミンB6 (mg) 0.05 0.18 0.04 0.02 0.07 0.05 0.06 0.11
葉酸 (μg) 2 10 15 38 3 25 9 24
パントテン酸 (mg) 0.30 0.53 0.39 0.24 0.22 0.29 0.22 0.16
ビタミンC (mg) 3 36 10 10 38 5 25

参考:食品成分データベース


<まとめ>

あんずはβカロテンが豊富で、みかんの約10倍含まれています。
βカロテンは、皮膚の健康を維持して美しい肌を作る効果や、視力低下を防ぐ効果などがあります。
更に、干しあんずはβカロテンはじめミネラル等が数倍増加し、美肌効果が更に高まります。
生あんずは、毎年6~7月頃販売されます。
傷みやすいのですが、ジャムやコンポートにすると長期保存が可能です。

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