【アセロラ】ビタミンCがレモンの17倍!美白効果やアンチエイジング効果がトップクラスのアセロラ
シミやシワが気になる人に、一番オススメしたいのがアセロラジュースです。
ビタミンCは、美白効果やアンチエイジング効果が高いことで知られていますよね。
アセロラはビタミンCの含有量がトップクラスです。
また、ミネラルやポリフェノールも豊富で、他にも多くの栄養効果があります。
そんなアセロラの優れた栄養効果と、アセロラジュースの効果的な飲み方についてご紹介します。
この記事の目次
ビタミンCがレモンの17倍!
アセロラ100gには、ビタミンCが1700g含まれています。
これは、なんとレモンの17倍です。
文部科学省が発表している日本食品標準成分表に登録されている食品の中で、ビタミンCの含有量がもっとも多いのはアセロラです。
また、アセロラにはポリフェノールの一種であるアントシアニンも含まれています。
ビタミンC、ポリフェノールは共に抗酸化作用が高く、老化抑制効果や美肌効果が強力です。
しかも、アセロラにはこれらの栄養成分が非常に多く含まれているため、高い効果が期待できます。
では、次にアセロラの具体的な栄養効果について、ご紹介します。
アセロラの主な栄養効果7選
美白効果やアンチエイジング効果が抜群!
アセロラに豊富に含まれるビタミンCやポリフェノールの一種であるアントシアニンにはメラニンの生成を抑える働きがあり、シミやそばかすを防ぐ効果があります。
また、ビタミンCやアントシアニンにはコラーゲンの生成を助ける働きもあるため、肌の水分を保ち、肌にハリや弾力を与える効果もあります。
このように、アセロラは美白効果やアンチエイジング効果が抜群で、その効果の高さは、多くの食材の中でもトップクラスと言えます。
老化抑制効果で、いつまでも若々しく!
アセロラはビタミンCや、アントシアニン、ケルセチンなどのポリフェノールが豊富です。
これらの物質には強い抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を除去して、健康や美肌を維持してくれます。
このように、アセロラは若さと健康を維持する効果が高いと言えます。
抗ストレスホルモンで、ストレスを緩和する
アセロラに含まれるビタミンCは、ドーパミンやアドレナリンなどの神経伝達物質の合成や抗ストレスホルモンの生成を助けて、ストレスを緩和してくれる効果があります。
ストレスを感じやすい人は、ビタミンCを意識して摂取すると良いでしょう。
豊富なミネラルが貧血を予防する
鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血を引き起こし、酸素を運ぶヘモグロビンの量が減って疲れやすくなります。
アセロラはミネラルも豊富で、特に鉄や亜鉛が豊富です。
また、アセロラに豊富なビタミンCは、鉄の吸収を助ける働きがあり、貧血を予防します。
風邪などの感染症を予防する
アセロラに多く含まれるビタミンCは、免疫力を高める効果があり、風邪などの感染症を予防する効果があります。
また、風邪をひいてしまった後でも、ビタミンCを摂取することで回復を早める効果があります。
視力を保ち、眼精疲労を緩和する
アセロラに含まれるアントシアニンには、眼精疲労を緩和したり、視力を回復する効果があります。
生活習慣病を予防、改善する
ビタミンCには、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があります。
実際にマウスの実験で、アセロラにはコレステロール値を下げたり、中性脂肪や血糖値を減少させる効果があることがわかっています。
アセロラの効果的な摂り方
アセロラの実は傷みやすいため、産地以外では生で食べることは難しく、日本でもジュースやお菓子などに加工されたものが流通しています。
なかでも、アセロラジュースは比較的手に入りやすく、アセロラの栄養を手軽に摂れます。
アセロラに豊富なビタミンCは、多くの美肌効果や健康効果をもたらしてくれます。
しかし、ビタミンCは体内に蓄積することができず、一度にたくさん摂取しても2~3時間で体外に排出されてしまいます。
ですから、ビタミンCはこまめに摂取する必要があります。
これらのことから、アセロラジュースは一度にたくさん飲んでも、効果が高くなるわけではないことがわかります。
また、ビタミンCは空腹の時より満腹の時の方が吸収率が良くなるそうです。
ですから、アセロラジュースは食事の前や空腹のときより、食後に飲んだ方が栄養効果を得られやすいと言えます。
ただし、アセロラジュースには糖分もそれなりに含まれていますので、飲む量には注意が必要です。
一回に200ml程度であれば、問題ありません。
基本的には食事でビタミンCを摂るように心がけて、アセロラジュースで補助的にビタミンCを摂るという意識を持ちましょう。
また、アセロラジュースのメーカーサイトでは、アセロラジュースを使った料理レシピも公開されています。
興味のある方は、是非ご覧ください。
アセロラの栄養成分比較表
アセロラ100gに含まれる営養素は、次の通りです。
比較的日本人に馴染みのあるトロピカルフルーツ100gに含まれる栄養成分と比較しています。
※各栄養素の含有率が、最も高い数値の背景を赤にしています。
※トコフェロールとは、ビタミンEのことです。
成分 | アセロラ | パイナップル | パッションフルーツ | パパイヤ | ドラゴンフルーツ | マンゴー | ライチ | グァバ |
エネルギー (kcal) | 36 | 53 | 64 | 38 | 50 | 64 | 63 | 38 |
たんぱく質 (g) | 0.7 | 0.6 | 0.8 | 0.5 | 1.4 | 0.6 | 1.0 | 0.6 |
炭水化物 (g) | 9.0 | 13.7 | 16.2 | 9.5 | 11.8 | 16.9 | 16.4 | 9.9 |
水溶性食物繊維 (g) | 0.8 | 0.2 | 0 | 0.7 | 0.3 | 0.6 | 0.4 | 0.7 |
不溶性食物繊維 (g) | 1.1 | 1.0 | 0 | 1.5 | 1.6 | 0.7 | 0.5 | 4.4 |
ミネラル類 | アセロラ | パイナップル | パッションフルーツ | パパイヤ | ドラゴンフルーツ | マンゴー | ライチ | グァバ |
ナトリウム (mg) | 7 | 微量 | 5 | 6 | 微量 | 1 | 微量 | 3 |
カリウム (mg) | 130 | 150 | 280 | 210 | 350 | 170 | 170 | 240 |
カルシウム (mg) | 11 | 11 | 4 | 20 | 6 | 15 | 2 | 8 |
マグネシウム (mg) | 10 | 14 | 15 | 26 | 41 | 12 | 13 | 8 |
鉄 (mg) | 0.5 | 0.2 | 0.6 | 0.2 | 0.3 | 0.2 | 0.2 | 0.1 |
亜鉛 (mg) | 0.5 | 0.1 | 0.4 | 0.1 | 0.3 | 0.1 | 0.2 | 0.1 |
ビタミン類 | アセロラ | パイナップル | パッションフルーツ | パパイヤ | ドラゴンフルーツ | マンゴー | ライチ | グァバ |
βカロテン (μg) | 370 | 37 | 1100 | 67 | 0 | 610 | 0 | 580 |
トコフェロール (mg) | 0.7 | 微量 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 1.8 | 0.1 | 0.3 |
ビタミンK (μg) | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ビタミンB1 (μg) | 0.03 | 0.09 | 0.01 | 0.02 | 0.08 | 0.04 | 0.02 | 0.03 |
ビタミンB2 (μg) | 0.04 | 0.02 | 0.09 | 0.04 | 0.06 | 0.06 | 0.06 | 0.04 |
ビタミン類 | アセロラ | パイナップル | パッションフルーツ | パパイヤ | ドラゴンフルーツ | マンゴー | ライチ | グァバ |
ナイアシン (μg) | 0.3 | 0.2 | 1.9 | 0.3 | 0.4 | 0.7 | 1.0 | 0.8 |
ビタミンB6 (mg) | 0 | 0.10 | 0.18 | 0.01 | 0.05 | 0.13 | 0.09 | 0.06 |
葉酸 (μg) | 45 | 12 | 86 | 44 | 44 | 84 | 100 | 41 |
パントテン酸 (mg) | 0.25 | 0.23 | 0.63 | 0.42 | 0.53 | 0.22 | 0 | 0.32 |
ビタミンC (mg) | 1700 | 35 | 16 | 50 | 7 | 20 | 36 | 220 |
参考:食品成分データベース
<まとめ>
アセロラにはビタミンCがレモンの約17倍含まれており、ミネラルやポリフェノールも豊富で、美肌効果や健康効果が非常に高いと言えます。
主な栄養効果は、次の7つです。
- 美白効果やアンチエイジング効果が抜群!
- 老化抑制効果で、いつまでも若々しく!
- 抗ストレスホルモンで、ストレスを緩和する
- 豊富なミネラルが貧血を予防する
- 風邪などの感染症を予防する
- 視力を保ち、眼精疲労を緩和する
- 生活習慣病を予防、改善する
ただし、アセロラジュースは糖分も多く含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。
一度に飲む量は、200ml程度にしましょう。
<関連記事>
ビタミンCはレモン以上!美肌効果抜群のブロッコリーの栄養効果と簡単レシピ