美容整形を考える女性

プロテーゼを使用した美容整形のメリットと注意点

鼻が低い、顔が丸い、胸が小さい・・・。
女性の体の悩みは尽きません。
最近はタレントだけでなく、一般人が整形手術を受けるケースも増えてきました。
今回は、プロテーゼという素材をテーマに、美容整形のメリットと注意点をご紹介します。

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プロテーゼとは?

美容整形を考える女性

プロテーゼとは、人工軟骨で、 整形手術において鼻を高くしたり、あごを修正する時などに使用されている素材のことです。
プロテーゼは、人工心臓や人工血管などにも使用されている素材で、体に無害と言われ、変形や変質することも少なく、半永久的に使用できる素材と言われています。

鼻を高くする整形手術を隆鼻術と言いますが、隆鼻術では、鼻の内側からプロテーゼを挿入することで鼻を高くするのが一般的です。
また、合わせて眉間まで高くする場合、眉間プロテーゼを使用します。
他に、フェイスラインにプロテーゼを挿入する顎プロテーゼ、胸にプロテーゼを挿入する豊胸プロテーゼがあります。

また、プロテーゼには、シリコンプロテーゼゴアテックスプロテーゼがあります。
シリコンプロテーゼは、鼻を高くする整形手術によく使用される素材ですが、カプセル拘縮が起きやすいというデメリットがあります。

カプセル拘縮とは、プロテーゼを体内に挿入することにより起こる、身体の異物反応症状です。
挿入したプロテーゼの周りの組織に炎症が起こることで、皮膜が形成されます。
この皮膜をカプセルといいます。
カプセル拘縮とは、この皮膜が必要以上に厚くなることにより、見た目が不自然な形になってしまう症状です。
また、ゴアテックスプロテーゼは、このカプセル拘縮がないと言われています。

美容整形には、整形手術をせずに整形する方法、つまりプチ整形と言われる方法もあります。
有名なのがヒアルロン酸や脂肪などを注入する方法です。

この中で、ヒアルロン酸を注入する方法は価格も手ごろですが、1~2年しか持たないという欠点があります。
また、胸にヒアルロン酸を注入した場合、感触が硬くなることがあります。
プロテーゼを使用した整形手術は、もっとも安定していて、半永久的に形が持続すると言われています。

では、部位別に、美容整形のメリットと注意点をご紹介します。

鼻プロテーゼによる整形手術

プロテーゼで高くなる鼻

鼻は、日本人のコンプレックス

顔の中心にある鼻。
鼻の形状によって、見た目の印象が大分変わってきます。
鼻筋が通って美しい形をしていると、上品で知的な美しさを醸し出します。
特に日本人は、鼻が低いことや、鼻の形が丸いことをコンプレックスに思っている人が少なくありません。

そんな事情から、鼻を高くしたいという願望を持つ日本人女性は多いようです。
特に芸能界では、隆鼻術を実施しているタレントも少なくありません。

タレントの眞鍋かおりさんは、プロテーゼで鼻の整形をしたことをブログ上で告白しています。
また、ニューハーフタレントのはるな愛さんもプロテーゼで鼻の整形をしているようです。
はるな愛さんは2009年のミスインターナショナルクイーン2009に挑戦し優勝していますから、この整形手術は大成功と言えますね。

鼻プロテーゼの種類

隆鼻術に使用するプロテーゼには、その形状からI型とL型の2種類があります。
I型は鼻筋にそって挿入するタイプで、L型は鼻筋から鼻の頭をなぞるようにL字型になっていることから、L型と言います。
それぞれ、患者の鼻の形状に合わせて使い分けます。

最近は、オーダーメイドのプロテーゼを使用する美容外科も増えており、患者自身の鼻にぴったり合うプロテーゼを使用することで、体への負担も減り、より自然な仕上がりになるようです。

鼻プロテーゼの注意点

L型プロテーゼの場合、鼻先への負担が大きく、トラブルも多いようです。
最悪の場合、鼻先の皮膚を突き破ってプロテーゼが露出してしまうトラブルも実際に起こっているそうです。

他にも、次のようなトラブルがあります。

  • 鼻の周辺に違和感を感じる。
  • プロテーゼが不安定で、ぐらぐらする。
  • 笑うと、鼻周辺に痛みがある。
  • プロテーゼの輪郭が浮き出ている。
  • 鼻の皮膚が薄くなって、プロテーゼが透けて見える。

手術直後は問題なくても、年月が経つに連れて皮膚の形状などが変化するため、バランスが悪くなって、プロテーゼの形状が合わなくなることも多いようです。

眉間プロテーゼによる整形手術

プロテーゼを入れる眉間

眉間プロテーゼによる整形手術とは、鼻筋から眉間にかけてプロテーゼを挿入して、眉間にも高さを作る整形手術です。
隆鼻術と一緒に行うことが多いです。

鼻だけ高くしても眉間の部分が陥没していると不自然になってしまいます。
眉間に少し高さを持たせることは、鼻を美しく見せる重要なポイントなのです。
眉間を高くすることで、鼻の輪郭がくっきりとしてホリが深くなり、ハーフっぽい顔立ちになります。

ただし、人によっては、鼻だけ目立って不自然になってしまいます。
また、西洋人風な顔立ちを求めていない場合は、眉間プロテーゼは入れない方がいいでしょう。

あごプロテーゼによる整形手術

プロテーゼを入れるあご

フェイスラインに沿ってプロテーゼを挿入することで、フェイスラインをすっきりさせたり、理想に近いあごの形を作ることができます。
あごの先を少しだけ足すことで、フェイスラインがスッキリとし、小顔に見えます。
あごが小さすぎる場合、あごを少し前に出すことで、知性的な印象になります。
また、年配の方の場合、顔が引き締まって若く見え、シャープで上品な印象になります。

また、あごプロテーゼによる整形手術にも、次のようなトラブルがあります。

  • 咀嚼によって、あごプロテーゼの位置がずれる
  • プロテーゼが浮き出てくる

バッグプロテーゼによる豊胸手術

プロテーゼを入れる胸

バッグプロテーゼは、豊胸手術に使用されます。
ラウンド型(お椀型)、アナトミカル型(涙の滴型)、ハイブリット型の3種類があります。
大きさは様々で、好みのボリュームで、好みの形にすることができます。

バッグプロテーゼによる豊胸手術にも、次のようなトラブルがあります。

  • バストの形が変形する。
  • バストの感触に異物感がある。
  • 人によっては傷跡が目立つ。
  • カプセル拘縮による痛みや炎症が発生する。

美容整形に関するトラブル

美容整形は、トラブルも尽きません。
国民生活センターには 美容医療機関 に関する被害の報告が、年間200から300県ほど寄せられているそうです。
日本では医師免許を持っていれば誰でも美容外科医を名乗ることが出来これは世界的にも珍しいそうです。
また美容外科で使用される薬剤や挿入物などは医師が個人で調達しており厚生労働省の薬事承認が下りてないものを使用するケースも多いようです。

しかし、整形を施す人は年々増えています。
2009年の国際美容外科学会資料によると世界各国で美容整形手術件数の 多い国は 次の通りです。

1位 アメリカ 18.5%
2位 中国   13.8%
3位 ブラジル 12.4%
4位 インド   6.5%
5位 メキシコ 4.9%
6位 日本   4.7%
7位 韓国   4.1%

<まとめ>

整形手術を受ける際、できるだけ事前にトラブルを防ぐには、次のことに注意する必要があります。

担当医と良く話し合う。
担当医に、要望をしっかりと伝えた上で、どんなリスクがあるのかもしっかり確認しましょう。
また、万が一、術後に不具合が生じた場合、修正するための手術や、プロテーゼを除去する手術を受けられるかどうかも、重要なポイントとなるので、必ず確認しましょう。

修正が必要な場合があると覚悟する。
100%安全な手術はありません。
炎症が起きたり、最悪の場合は感染症になることもあります。
また、術後は順調でも、時間の経過と共に不具合が生じる場合もあります。
最悪の場合は、プロテーゼを除去する手術を受ける必要が出てくるケースもあります。

このように、整形手術には様々なトラブルが考えられます。
リスクを承知した上で、最悪の場合も考慮した上で、手術を受けることをお勧めします。

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