【電動歯ブラシ】初心者必見!電動歯ブラシの主な機能と効果的な使い方とは?
電動歯ブラシを使っていない人でも、電動歯ブラシに興味がある人は多いと思います。
最近は電動歯ブラシの種類も増えて、価格も100円代から数万円の製品まであります。
この違いは機能の違いなどによります。
「電動歯ブラシにはどんな機能があるの?」
そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は電動歯ブラシを使うメリットや、各種電動歯ブラシの主な機能についてご紹介します。
また、電動歯ブラシの効果を得るには、使い方にもコツがあります。
初心者が間違いやすい電動歯ブラシの使い方や、効果を十分得るためのポイントについてもご紹介しますので、まだ電動歯ブラシを使ったことがない方はもちろん、イマイチ効果を実感できていない方は、是非最後まで読んでくださいね!!
この記事の目次
電動歯ブラシを使うメリットとは?
出典:フィリップス
「そもそも電動歯ブラシって何がいいの?」
そんな疑問をお持ちの方に、電動歯ブラシを使うメリットをご紹介します。
1.手が疲れない、歯茎を傷めない
何といっても、電動歯ブラシを使うと手が疲れません。
また、手で歯磨きする場合、歯ブラシで歯垢を掻き出すため、つい力を入れ過ぎて歯茎を傷めてしまうこともあります。
電動歯ブラシを使う場合、力を入れる必要がないので、手が疲れないだけでなく歯茎を傷める心配もありません。
2.短時間で歯磨きを済ませられる
一般的に歯の磨き方について、一か所で最低10回はブラッシングすることが望ましいと言われています。
上あごの歯と下あごの歯、表と裏全部きちんとブラッシングしようとすると、手動では3分以上かかります。
しかし、電動歯ブラシを使えば2~3分で完了します。
3.手で歯磨きするより汚れをしっかり落とせる
電動歯ブラシを使用すると単に歯磨きが楽になるだけでなく、高速振動により細かな汚れや固まってしまった歯垢を砕いて取り除くことができると言われています。
ですから、虫歯や歯周病の予防に効果的です。
電動歯ブラシの主な機能を知ろう
電動歯ブラシと一口に言っても、最近の電動歯ブラシの機能は多種多様で、目的に合わせて使い分けることができます。
主な機能をご紹介しますので、電動歯ブラシを購入する際の参考にしてください。
1.ブラッシング機能
電動歯ブラシのブラッシング機能は、各機種によって様々です。
ブラシが縦や横に動くもの、円形で回転するもの、もっと複雑な動きをするものもあります。
ブラッシングモードを変えることでブラシの動き方が変化し、歯の形状や目的に合わせて使い分けることができる機種もあります。
ブラシの太さ、密度、形状なども機種によって異なります。
また、歯垢を落とす歯ブラシの他に、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の汚れを落とすもの、ステインと呼ばれる歯の着色汚れを落とすものなど、目的別に様々な形状のブラシがあります。
2.音波振動
振動数を音波領域まで高めた電動歯ブラシを音波振動と言います。
手で歯を磨くと速い人でも1分で300往復程度だそうですが、音波振動と呼ばれるものは振動回数が大体毎分20,000~40,000回のものが多いようです。
音波振動の高速で細かい振動は、水分に触れると多数の気泡を発生させます。
この気泡が歯間に入り込んで歯垢を砕くため、歯の汚れを落とす効果が高いと言われています。
3.着色汚れ(ステイン)除去
たばこのヤニやお茶に含まれるタンニンなどによる歯の黄ばみやくすみなどの着色汚れをステインと言います。
機種によってステインオフ専用ブラシを使用するタイプや、「ホワイトモード」と言う専用モードでステインを落とすタイプなどがあります。
ステイン除去することで、ホワイトニング効果を得られます。
4.水流洗浄
水流で歯垢を落としたり、口腔洗浄することを水流洗浄と言います。
ブラシヘッド部分の高速振動と幅広い振幅の組み合わせで水流を発生させるタイプや、高圧の水流を噴射させるタイプなどがあります。
水流により、歯ブラシでは届きにくい歯間や歯周ポケットの汚れを洗い流す効果や、歯茎のマッサージ効果があると言われています。
5.口腔洗浄器
口腔洗浄器は、水流と気泡を噴射させて歯の汚れを落とす製品で、パナソニックの「ジェットウォッシャー」、フィリップスの「エアーフロス」などがあります。
大容量のタンクに水を入れて使用する据え置きタイプと、携帯できるタイプがあります。
6.タイマー機能
タイマーを2分に設定すると2分後に振動が止まって時間を知らせてくれます。
このように、タイマーを設定することで歯を磨いている時間を一定に保つことができます。
歯を磨く時間は重要なので、あると便利な機能です。
7.充電機能
家庭用コンセントに電源プラグを差し込んで充電するタイプや、携帯に便利な電池を使用できるタイプなどがあります。
また、パソコンやスマホの充電器から充電できるUSBに対応した製品もあります。
電動歯ブラシを使うときの注意点3つ
電動歯ブラシの使い方を間違えると、十分そのメリットを得られないばかりか、逆効果になることもあります。
正しい使い方をすることで、電動歯ブラシの効果を得ることができます。
ここでは、電動歯ブラシを使うときの注意点についてご紹介します。
1.歯ブラシを激しく動かしてはダメ!
電動歯ブラシは高速振動でしていますので、手でブラッシングする必要はありません。
手で歯を磨くときのように歯ブラシを激しく動かすと、逆に洗い残しが出てしまいます。
電動歯ブラシを使う場合、歯間や歯と歯茎の間にブラシを当てた状態で数秒停止させながら位置をずらしてゆくか、ゆっくりと歯茎に沿って電動歯ブラシを動かしていった方が、効率的に歯垢を除去することができます。
2.歯ブラシを強く押し付けてはだめ!
電動歯ブラシは高速振動なので、歯茎に強く押し付けると刺激が強すぎて歯茎を傷めてしまう可能性があります。
また、機種によっては強く押し付けることで水流の発生が妨げられて、歯垢を綺麗に落とすことができなくなってしまいます。
電動歯ブラシを使う場合は手で歯磨きするときよりも力を抜いて、ブラシの先を歯に軽く当てる程度にしましょう。
3.歯磨きタイムの目安は2分!短すぎても長すぎてもダメ!
ブラッシングする時間が短いと十分汚れが落ちていないこともありますし、時間が長すぎると歯茎を傷めてしまうことがあります。
歯磨きする時間の目安は機種によっても異なりますが、特に指定がない場合は2分前後にしましょう。
更に効果を上げるポイント3つ
出典:フィリップス
電動歯ブラシを使いこなすには、いろいろとコツがあります。
先ほどは、電動歯ブラシを使う際の注意点をご紹介しましたが、ここでは更に電動歯ブラシの効果を上げるためのポイントを3つご紹介します。
1.歯磨き粉は研磨剤フリー、発泡剤フリーを選ぶ
電動歯ブラシは高速振動するため、歯磨き粉に研磨剤が入っていると歯を擦り過ぎて歯の表面を傷つけてしまう可能性があります。
また、発泡剤が入った歯磨き粉を使用すると、必要以上に泡立って磨きにくくなることがあります。
ですから、電動歯ブラシを使う場合、歯磨き粉は研磨剤フリー、発泡剤フリーを選ぶと良いでしょう。
2.歯を磨くときの理想の角度は45度
これは電動歯ブラシだけでなく、手で歯を磨くときにも言えることですが、歯と歯茎の間や歯の表面を磨くときは、歯ブラシを斜めに当てると良いと言われます。
更に、この時の理想の角度は45度だそうです。
ちなみに、前歯を磨くときは歯ブラシを立てると磨きやすくなります。
3.歯磨きの後はデンタルフロスや歯間ブラシで仕上げる
電動歯ブラシを使っていても、完全に歯間の汚れを取り除くことは難しいです。
ですから、一日に一回は歯磨きの後にデンタルフロスや歯間ブラシを使用して、歯間の汚れを落とすようにしましょう。
特に眠っている間は細菌が繁殖しやすいので、夕飯後の歯磨き後に歯間ケアをすることをお勧めします。
初心者におすすめの電動歯ブラシとは?
これまで、電動歯ブラシの機能や使い方についてご紹介してきました。
では、実際に購入する場合、どうやって選んだら良いでしょうか。
人気の電動歯ブラシについては、こちらのページが参考になります。
→ 電動歯ブラシ 人気売れ筋ランキング
しかし、私が初心者の方におすすめするのは、1,000円以下の電動歯ブラシです。
なんと、数百円でも電動歯ブラシを購入することができます。
→ 1,000円以下の電動歯ブラシ一覧
なぜ安い電動歯ブラシをすすめるかと言うと、使い方に慣れるためです。
いざ使ってみると、重さや音が気になったり、刺激が強いと感じる人もいます。
最初から数万もする高機能の電動歯ブラシを購入しても、使いこなせない可能性があります。
まずは、安い電動歯ブラシで歯磨きに慣れてから、自分の目的や予算に合わせて好みの電動歯ブラシを選んだ方が失敗しないと思います。
数百円の電動歯ブラシでも最初に紹介した3つのメリットは得られますし、安価な機種は電池式のものがほとんどですから携帯に便利なので、買って損はありません。
<まとめ>
電動歯ブラシの主な機能や使い方についてご紹介しました。
機能については、各メーカーや機種によって様々なので、知れば知るほど迷うかもしれません。
それ以前に、電動歯ブラシは使い方にコツがありますので、まずは使い方に慣れる必要があります。
最初から高機能の電動歯ブラシを購入しても、使いこなせない可能性があります。
そこで私が初心者の方におすすめするのは、1,000円以下の安価な電動歯ブラシです。
安価と言っても余計な機能がないだけで、品質に問題があるわけではありませんし、携帯用に使用できるので買って損はありません。
電動歯ブラシの使い方に慣れたら、目的に合わせて好みの機種を探すと良いと思います。
この記事が、電動歯ブラシの購入に迷っている初心者の方の参考になれば幸いです。